菓匠 ふなよし
船橋市薬円台5-32－2 （新京成線「習志野駅」から徒歩約1分）
習志野駅を出て、すぐ右手に建つ和風の建物が「菓匠 ふなよし」。
食事処も併設されている。もちろん、あんみつなど甘味もある。
食事処の店内。
食事と甘味が味わえる地元で人気の和菓子屋さん
創業42年の和菓子店で食事処も併設されている。開業当初は和菓子の販売と甘味処として店を構えていたが、８年ほど前からカレーやシチュー、おにぎりなどもいただけるようにメニューを増やし、食事処に変えていったのだとか。
店内には、“ひょっとこ”と“おかめ”のお面や吊るし雛などの民芸品が置かれ、ひとつひとつ眺めていると、ほのぼのとした気分になり癒されます。
反対側の壁には、達筆な貼り紙が並び、そこには、「ふなよし」の料理に使われる『小豆』や『黒豆』、『トマト』などの食材について、栄養や効能などが分かり易く書かれてあります。
文章を読んでから料理を味わうと、不思議と体の隅々まで栄養がいきわたっていくような気がします。
カレーやシチューの他にも、雑炊やおにぎりなどもある。珍しいメニューとして、菊の香りが楽しめる山形の漬物ごはん「晩菊ごはん」（みそ汁付）500円も！手作りで丁寧に作られた料理は、子どもから大人までいただけるように作られたやさしい味。土曜、日曜ともなると家族連れや年配の方で店内はいっぱいに！待ちのお客さまも出るほどの賑わいになります。
食材の栄養や食べ方など、「なるほど～」と思える内容に納得！お料理ができあがる間も退屈しません！
「豆腐入り手作り野菜カレーセット」600円。
トマト、ニンジン、タマネギ、ナス、ピーマン、シイタケ、ニンニクの7種類の野菜と豚ひき肉がたっぷり。それに、絹ごし豆腐がごろっと２個入ったヘルシー＆マイルドなカレー。お子様にもおすすめです。ミニサラダのドレッシングが、ほど良い酸味でさっぱりしていて美味しい！ごはんは全て雑穀米。
味わいのある手作りの民芸品がさり気なく飾られてある。
「抹茶とお菓子」500円。季節の上生菓子と抹茶のセット。上生菓子は約20種類の中から好きなものを選べる。崩すのが惜しくなるほどかわいいサクランボ。雪平（求肥に卵白と餡を加えて練ったものに色を付ける）の中は、なめらかなこし餡。
額縁に飾られてある絵柄をよく見ると、日本昔話の「舌切り雀」のよう。女将さんのお母様が身に着けていた帯の絵柄なのだとか。
季節を愛でる上品な甘さの上生菓子は常時20種類
現在は先代のご主人から娘の憲子さんに和菓子作りが引き継がれている。
四季折々の創作和菓子は20種類以上。年末年始には、干支、門松、羽子板などを模したものなどもあり数が増える。
豊な感性で作られる上生菓子は、季節が感じられる美しい花や見た目が楽しい時節ものや文字を添えたものまで多種多様。そして、味わえば上品な甘さに笑みがこぼれます。保存料を使わずに手作りにこだわる和菓子屋さん。「入母家最中」170円や「東まんじゅう」200円、「屋形」200円などもある。
和菓子の他に、「わっふる」（ちいず、まろんなど5種類、各170円）や「美児丹」130円などの洋菓子も豊富。試食ができるので吟味しながら選べます。
和菓子店の内観。
季節の上生菓子は常時20種類。
「蟻の飯（ありのまま）」、「東饅頭」、「屋形」各200円など。
洋菓子が苦手な方には、餡子などで作る「和菓子ケーキ」も注文できる。
ふなよしの和菓子を買い求めるお客のなかには、女主人、初谷保江さんに会いに遠方から訪れる人も多い。
上生菓子3種類。サクランボ、ニワトリとヒヨコ、ビワ。
創業当初からある商品「入母家最中」。
最中の中には、つぶ餡と求肥がぎっしり。
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